遺書博物館 胡蝶の夢


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死までの記録

1910(明治43)年


1910年7月1日夜10時ころ、神奈川県鎌倉で横須賀発登り列車に飛び込んだ青年がいた。死体の側に遺書があり、

と書いてあった。また、死の直前に綴ったと思われる日記も見つかった。以下はその日記である。


(読売新聞1910.7.3朝刊)

(山名正太郎著「日本自殺情死紀」p140)

※この本よると青年が死んだのは明治23年の出来事としてあるが、読売新聞の記事では1910年となっていたので年代の表記を改めた。




1912(明治45)年


1912年12月、病に侵され転地療養のため東京から淡路に来ていた夫妻が服毒自殺を決行した。医師である夫は苦しみながらも、服毒後から死への経過を記録していた。

(山名正太郎著「日本自殺情死紀」p156)
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